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Palatki Ruins

お腹いっぱいの午後は、ハードなトレイルではなくて遺跡見学。

ホテルから車で15分ほどの所にあるPalatki Ruinsへ向かいます。
保全の都合で、午後3時にはゲートが閉まって入れなくなる上、見学には電話申し込みが必要でした。
途中から、未舗装の道路になりますが、そんなに岩ゴロゴロなダートでもないので、セダンでも行けないことはなさそうです。
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到着したら、小さなミュージアムを兼ねたインフォメーションセンター(小屋)で名前を告げます。
(杖のレンタルもあり)
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小屋から歩いて5分ほどの岩に、おじいさんレンジャーが二人。
岩の壁に残るロックアートについて説明をしてくれます。
ハワイなどでも見られる、岩や石に図案を彫ったものをペトログリフというのに対し、
ここのように写実的な絵が描かれているものはピクトグラフと言うのだとか。
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動物の絵、

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シャーマンの絵、

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岩山に沈む月を描いたカレンダー、

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ちょうどその頃に起こったカニ座星雲の超新星(SuperNova)を描いたらしいもの、

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トランス状態のシャーマンが杖でガジガジこすったであろう岩の傷、
などなど、面白いモノがたくさん見られました。
1000~2000前くらいのモノだそうです。


「ほぼにち」のキャラクターみたいな絵も発見。
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小屋に戻って別のトレイルを行くと、炎天下にまた別のレンジャーおじいさんが一人。
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こちらは、遠くの岩壁に張り付くように残っているdwelling(住居跡)を説明してくれます。
もともとは、住居跡のすぐ近くまで行くトレイルがあるのですが、現在は落石の危険があるとのことで閉鎖中。近々、別ルートが造られる予定だそうです。

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煉瓦が積み重なったように見えるけれど、使われているのは赤い岩の欠片。
近くからは、陶器(土器?)の欠片や、昔のトウモロコシの芯などが見つかっているとこのことで、おじいさんは小さなキャンディーの箱からそれらを出して見せてくれるのでした。
by daysofWLA | 2011-01-16 13:00 | 旅行のこと | Comments(0)
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