人気ブログランキング | 話題のタグを見る

各国のお葬式

上司の家族にご不幸があって、同僚たちとお葬式について話す機会がありました。

亡くなったのが中国人だったので、まずは中国人の同僚に、
「中国のお葬式って、どういうふうにするの?」
と聞いてみると、

火葬場に送って、、、そのあと戻ってきた遺灰を囲んで友人や親戚が集まったりして、
そのあと納骨場所に行く。
のだそう。
基本的に、共産主義のため無宗教スタイル、土地の個人所有が一般的でないため(最近は富裕層向けに墓地が売り出されているらしい)たくさんの人で共有する墓所があるそう。

お坊さんも、牧師さんも来ないお葬式というのは、参列したことがないので、どんな感じかちょっと想像が付きません。

お悔やみにはどんなものをおくったらいいのかしら、という話をしていたときは、
韓国人と日本人(私)で、「お金だよね、Special envelopeに入れて」と意見の一致がありました。
が、
アメリカ人(インド系だけど)によると、「お金?意味ワカンナイ」という印象だそうです。

アメリカスタイルは、お悔やみのカードとお花、もしくは「食べ物」を届ける、というので、
「えぇ?食べ物?どういうこと?」
と聞いてみると、
「家族の人は自分たちの食べるものとか用意するのが大変だから、フルーツやお菓子をおくるんだ」というのです。
日本でもお供物としてフルーツをおくることはありますが、この場合どうも家族用らしい。

確かに、お悔やみ用ギフトの注文サイトにも、食べ物バスケットがいくつかありました。中にはマーサ・スチュアートセレクションなんてものも。
フルーツはまだ分かるとして、マフィンやブラウニーなどはちょっと違和感あるような。
日本でいうと、おむすびみたいな感覚になるんでしょうか。それだったらアリかな?

みんなで相談した結果、今回は食べ物はやめて、お花のアレンジにメッセージをつけたものをおくりました。アメリカ人はブラウニーを強く推していたのですが、アジア人x3は「なんとなくお花の方が」となったわけです。
by daysofWLA | 2010-03-11 21:39 | LA生活 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 新宿鮫 絆回廊 時計復活 >>