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三鷹の森ジブリ美術館

ずっと行きたいと思っていたけれど、ここに何を期待していたのかと
改めて考えると、よく分かりません。

宮崎アニメは好きでほとんどの作品を見ているけれど、そういえば
「トトロ」はそれほど好きじゃないのです。
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だからなのか、
「物語の世界の登場人物になってください、だから写真やビデオは撮らないで」
という設定に今ひとつ乗り切れず。

ディズニーランドで写真撮りまくっても、ディズニーの世界に浸った気分に
なれると思うんだけどなぁ。
三鷹の森ジブリ美術館_b0066900_179379.jpg

まあ、ジブリの方は”ランド”じゃなくって「美術館」だし、
一緒に写真を撮れる着ぐるみもいないのでね。

だからって、猫バスは子供限定とか(大人だってモフモフしたいわ)、
館内撮影禁止って、意味がよく分かりません。
原画やセル画も展示してあるから、著作権の問題かしら。

展示してあるのは、
アニメの原理を説明するモノ。
パラパラ漫画の立体版のようなモノ。
ジブリ映画の年表を飛び出す絵本風に展示したモノ。
何十枚もの映画の原画をハンドルでぐるぐる回せるモノ。
など。
あー、なるほどね、面白いね、とは思ったけれど、
目をキラキラさせて離れずにいる”アニメ大好きさん”のようには楽しめなかった。


そしてお土産売り場。
ガチャガチャに入っていそうなトトロのフィギア、携帯ストラップ、キーホルダー、
大人向けには、お皿やアクセサリー、紅の豚に出てくる飛行機の模型など。
ここでしか買えないものなのかもしれないけれど、
あまりに人が群がっていたので、買おうとは思わなかった。。。
ポストカード類はきれいだったな


かかっていた短編映画は「ちゅうずもう」
木のベンチで、寿司詰め状態。
しかも、一人1回しか見ちゃいけないと!なぜに?

映画自体のクオリティは高かったです。
ストーリーは昔話の「ねずみのすもう」で、
貧乏な老夫婦が、自分の家のネズミにごちそうを食べさせて、
庄屋の家のネズミに勝たせる話。
”まんがニッポン昔話”のように、台詞もナレーションも一人語りで、
美味しそうな食べ物が出てきて、最後は大団円。
いかにもジブリっぽいでしょ。

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そんな中で、屋上のロボット兵(ラピュタに出てきたね)、いい感じでした。
ただ、あそこが映画の中の庭園のようにもっとひろびろしていて、
ゆっくり座れたりするといいのにね。
そうしたら、物語の世界に浸れるじゃない?

なのに、
他に写真を撮れるところがあんまり無いもので、
みんなロボット兵と記念撮影したがるわけですよ。
で、ただでさえ狭いところに、人が溜まってしまうわけ。
三鷹の森ジブリ美術館_b0066900_17111061.jpg

そうか、
美術館が狭いのか。

だからゆったりできなかったのか。
「迷子になろうよ、いっしょに」というコンセプトがあるらしいですが、
迷子にはなりません。狭いから。

狭いから、平日の夕方でも混んでいたものね。

そうか、混んでいたからゆったり出来なかったのか。
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カフェも混んでいたから寄らなかったのよねー。
次回、カフェだけ利用って出来るんだろうか?無理かな。


友人の言うとおり、2時間もいられないって本当でした。
行くだけで片道2時間近くかかるのに。
「ついで」に寄ってみるくらいにしておいて正解でした。

私、文句ばっかり言ってる?
もっと感動したかったのよ。。。
三鷹の森ジブリ美術館_b0066900_17122669.jpg

by daysofWLA | 2010-06-07 16:00 | 観たもの | Comments(0)
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