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2008年 11月 14日 ( 1 )

What is man, What is woman

久しぶりにTVを見ていたら、タイトルのドキュメンタリーがやっていました。
ちょっと前に話題になった「男性が妊娠」というカップルにインタビューをしている番組です。

妊娠・出産した男性トーマスさんは、トランスジェンダーで数年前に性転換手術(ただし、女性生殖器は除去していない)を受け、男性ホルモンの投与を続けて、肉体的にも男性的に変化をし、公的にも男性と認められている人です。
パートナーのナンシーさんは、肉体的にも精神的にも女性(ただし、二人は初めレズビアンとして出会ったよう)。

子供を欲しいと思った二人にとって、生物学的につながりのない子を養子として迎えることに抵抗があったそうで、誰かに借り腹を頼むのなら、自分たちで=ナンシーさんは過去に病気で子宮をとってしまっているので、子宮の残っているトーマスさんが、、、ということになったのだそう。

手術をしてまで女性から男性になりたかった人が、妊娠・出産(自然分娩)という女性的イベントを引き受けたという点が、興味深かったです。自分の遺伝子を残すという意味ではこういう選択もできるのでしょうか。

二人にとっては、子供の父親がトーマスさんで母親がナンシーさんなのですが、生まれた子供の出生証明書には、初めトーマスさんが母親=出産した人と書かれていたそう。
(現在は両方とも単に”parent”と書かれているとか???この辺はちょっと不明)

純粋に生物学的に言えば、卵子の提供者でもあり、出産した人でもあるトーマスさんを父親とするのは、不自然なのかも知れませんが、”その家族”内の事として考えれば、男性であるトーマスさんは父親になるわけで。
TVを通して彼らの意見を聞いていると、「まあ、良いじゃないの。個人のことだし、好きにさせてあげましょうよ」と思えるのですが、やっぱり「私は反対だ!」とか「あなた達は間違っている!!」といわずには気が済まない人もいるらしく、留守番電話にそんなメッセージが吹き込まれることもあるのだとか。
もう子供は生まれてしまっているのだから、平穏に暮らしていければいいのになぁと思います。

インタビュアーの女性が、終始、かなり納得がいかなさそうな顔で質問をしていたのも、印象的でした。
by daysofWLA | 2008-11-14 22:00 | TV